成人の8割から9割は、歯周病に罹患していると言われています。また初期の歯周病には自覚症状がなく、気付かないうちに進行してしまう怖い病気です。医師の診断の下で、進行の度合いに合わせて治療することが必要です。
また歯ぎしりが原因で進行する歯周病の場合は、マウスピースの使用が有効となります。

歯周病の進行度合い

1.歯肉が腫れる、炎症を起こす

歯科医院での歯石除去や、正しいブラッシング(歯ブラシと歯間ブラシやデンタルフロスの併用)など、プラークコントロールが必要となります。

2.歯周炎・痛みを伴う、歯がぐらぐらしている

両隣の歯がしっかりしている場合は、歯と歯の接触面を薬剤で処理・固定し、歯の位置をキープします。対症療法になりますが、ご自身の歯で食事をすることが可能です。定期的なプラークコントロールが必要です。
また、メスで歯ぐきを切って、骨を出し、隠れていた歯石を徹底的に除去するフラップ手術を行うこともあります。

3.さらに進むと

治療が難しく、抜歯の可能性が高くなります。

糖尿病との関係

糖尿病の方は、歯周病に罹患しやすいので、十分なケアが必要です。糖尿病の患者さんには、「歯周病に罹患する可能性が高いので、検診や治療の間隔を狭める必要があること」を常にお話ししています。

歯周病を防ぐためにご自宅でできること

歯ブラシだけでは届かない場所の汚れは、デンタルフロスや歯間ブラシなどの補助器具を使って除去します。歯科衛生士が、それぞれの患者さんに合った歯ブラシや補助器具、正しいブラッシング方法を指導したうえ、治療計画を立てますので、わからないことは気軽にご質問ください。